読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ライスで

ひねもすのたりのたりかな

本「母さんごめん、もう無理だ」感想

新聞

新聞記事の中で一番好きな面は社会面です。

紙面は毎日同じ大きさですが、その日に報じるべきニュースの量は異なります。

そのため掲載の都合上、記事を削られてしまったニュースもあります。

社会面は生活に一番身近で、記事の中一つひとつ物語があるようで、私は読み応えを感じます。

 

朝日新聞社会部(2016)「母さんごめん、もう無理だ きょうも傍聴席にいます」幻冬舎を読みました。

 

 

 タイトルからてっきり、2006年京都で起こった同じような事件※1を想像していましたが、2015年の別の事件から引用したようです。

裁判で明らかになる様々な人間ドラマが魅力的です。2013年から2015年にかけて『朝日新聞デジタル』で連載された「きょうも傍聴席にいます」を元に作られました。

本書で紹介されている裁判の事件も、「そう言えばそんな事件あったな」と感じるものばかりで、「ニュースのその後」や、「ニュースに書かれなかった事件の詳細」などもよく分かります。

それだけに、本の体裁として事件発生当時の社会面の記事も載せてくれればよかったのになと感じました。

 

 ※1 (新聞記事を引用できればよかったのですが、ごめんなさい、見つけられないので「京都 介護 殺人」などで検索してみてください。まとめた記事などがあります。「裁判官が涙した」とか『そうか、あかんか』とか出てきたらそれです。)